【カピトリーノのヴィーナス】

今回の個人的な目玉は、2世紀に作られた「カピトリーノのヴィーナス」。360度ゆったりと鑑賞できるように設置されています。
こちらは、ミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)に並ぶ古代ヴィーナス像の傑作として知られているそう。

この展覧会では、イタリア・ローマのカピトリーノ美術館の名品を中心に、ローマの歴史と芸術を紹介しています。高さ約1,8メートルの「コンスタンティヌス帝の巨像の頭部」を原寸大の複製で展示。その他、ルネサンスからバロックの絵画もチラホラ。よく見かけるミケランジェロの肖像画もありました。

アウグストゥスの胸像

胸像の中でもこちらのアウグストゥスが印象的。(1世紀初頭)出来がいいのはもちろん、破損が少なく当時のままの原型をとどめています。さすがは初代ローマ皇帝、キリッとしてますね。

【ミュージアムグッズ】


今回のグッズは、展示品をイメージしたピアスやピンバッジなどのアクセサリー小物が充実しています。しかもパッケージデザインが秀逸!アクセ単品を見たら「ナニコレ?」ですが、台紙にモチーフの可愛いイラストが描かれているので「なるほどなあ。」と納得ちゃいます。最近は、こういう売り方が流行ってるのかな?彫刻が好きな方にオススメの展覧会です。東京都美術館で12月10日まで開催。

東京都美術館『永遠のローマ展』